肥料散布機の基本を解説!トラクター用と単体、どう使い分ける?

トラクター
肥料散布機

農家では、多かれ少なかれ肥料を使用することになります。肥料には種類があり、それぞれ適切な撒き方が違います。さらに、散布する範囲によっては肥料散布に使う機械が異なります。

この記事では、肥料散布について基本をおさえつつ、トラクターで行う肥料散布と単体での肥料散布機の違いを解説します。効率的な肥料散布に役立てていってください。


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肥料散布機とは?

そもそも肥料散布機とは、粒状や粉状になった肥料を田畑に撒くのに特化した機械です。基本的にシンプルな設計のため、肥料のみならず、農薬や種などの細かいものの散布にも使用できるものがあります。

均一に撒きたい、かがまずに楽な姿勢で撒きたいというニーズに応えた機械です。機械のタイプは様々で、小さな庭や趣味の家庭菜園で使うレベルのコンパクトなものから、トラクターでけん引して使う大型の田畑用まで幅広くあります。

肥料を撒く効果、土づくりの基本

肥料を撒くことは、土壌の生育条件の改善に役立ちます。育成する作物によって適切な土壌の条件は異なりますが、その調整のためにも役立つのが肥料です。均一な成長を促すためにも、肥料は土に均一に混ぜこまれる、あるいは散布されるのが理想的とされています。

土づくりでは、足りない栄養素を補ったり、酸性あるいはアルカリ性に傾いた土質を整える必要があります。結果として、その時々で撒くべき肥料が異なることもあるでしょう。肥料を頻繁にまく必要がある作物もあります。

土づくりは非常に重要で、肥料の散布方法の改善が農作業を効率化に大きく関わってくるといっても過言ではありません。



肥料をまく方法は何種類ある?

肥料の撒き方としては、主に2種類あります。

作物を生育し始める段階で使用する栄養分として肥料を撒く「元肥」、元肥の栄養を使い切り、成長した作物に対して追加の栄養を与える「追肥」です。肥料散布機はそのどちらでも活躍の機会がありますが、タイプによっては元肥のみにしか対応していないものもあります。

肥料散布機を買うべき人の特徴

肥料散布機はそのメリットから、以下の目的を持つ人に向いています。

より均一な肥料散布を行い、作物の生育を揃えたい人
かがんでの作業がつらいので楽に肥料を撒きたい人
広域の畑に対してより効率的に肥料を撒きたい人

さらに、肥料だけでなく農薬も撒きたい、種を均一に撒いてさらなる効率化を目指したい人も肥料散布機は役に立ちます。

特に広域の田畑を持っている人にとって、手作業で肥料を撒いていくのは大変な重労働です。人手が足りなくなってきている場合や、農作業のつらさを少しでも和らげたい場合は肥料散布機は欠かせない農機具でしょう。

肥料散布機・トラクターの肥料散布用アタッチメントの選び方

肥料散布機、あるいはトラクターでけん引して使うアタッチメントはどんな基準で選べばいいのでしょうか?選び方としては、まずは規模感から考えるのが簡単です。規模ごとにおすすめな肥料散布機のタイプを紹介します。

小型農園や家庭菜園なら「手持ちタイプ」

撒く範囲が少ないのであれば、手持ちタイプがおすすめです。ハンディなので多くの肥料を持ち歩くことはできませんが、3リットル程度であれば入れられるタイプがあります。

手で持ったまま、かがまずに一定の肥料を撒くことができる優れものです。コンパクトでシンプルなものであれば、数千円程度で購入できるでしょう。

中規模程度の田畑なら「背負いタイプ」や「手押しタイプ」

背負いタイプは、肥料を入れた容器を背負い、ホースを使って散布する方式です。エンジン式で散布するものであれば、より広範囲に肥料を撒くことができます。多くはありませんが液体に対応しているタイプもあり、その場合はノズルを変えて噴霧器として使えます。

手押しタイプは、タイヤで転がしながら容器に空いた穴で肥料を撒いていく方式です。容器部分から伸びたハンドルで方向を操作します。取り回しやすさが魅力です。種を一定の間隔で撒くのにも使える機械があります。

容器の穴あるいはハンドルのレバーで、散布する量を調節しますが、この調節の幅が期待通りかどうかは事前に確認する必要があります。

大規模な農園なら「自走タイプ」や「けん引タイプ」

より広範囲で使う場合は、散布量や散布幅のより広いものを選ぶべきです。

自走タイプはエンジンによって自動で走行しながら肥料を散布する方式です。多量の肥料を入れても苦労なく移動させられるため、重労働から解放されます。

けん引タイプはトラクターにアタッチメントとして取り付け、大容量を運びながら広範囲に撒けます。「ブロードキャスター」や「マニュアスプレッダー」が肥料の散布に適しています。

使いたい肥料のタイプ、あるいは取り付ける先のトラクターが対応しているかどうかは事前に確認しましょう。

参照:トラクター用アタッチメントの種類と選び方!目的に合わせてベストな選択を

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