大型除雪機の価格やサイズは?選び方とおすすめメーカーも紹介

除雪機
除雪機

豪雪地帯や大雪が発生する土地では、除雪機が活躍します。大量の雪だと大型の除雪機でないと難しいのか、購入前にサイズに迷ってしまうこともあるでしょう。

この記事では、大型除雪機に向いている条件や、選び方、おすすめのメーカーを紹介します。

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大型?小型?除雪機の選び方

除雪機を決める際には、①どれくらい積もるか(積雪量)、②どれだけの広さを除雪するか(面積)、③どんなタイプの雪か(雪質)、④どれだけ遠くに雪を飛ばしたいか(投雪距離)によって選ぶのが基本です。

なお、前面に雪を飛ばしていきたいならブロワタイプ、押し出していって雪を集めたいならブレードタイプを選びます。

それに加えて、静音タイプかどうか、燃費は良いか、旋回しやすいかなどの細かな条件を検討していきます。

ブレード幅が広ければ広いほど、除雪効率が上がり、また大型になればなるほどパワフルに、また多機能になる傾向です。

大型除雪機に向いている条件

大型除雪機に向いている条件としては、以下のものがあるでしょう。

広い駐車場や農場を除雪したい
● できるだけ早く除雪を完了したい
● 雪は遠くに飛ばしたい
● 高く積もった雪を除雪したい

ただし、大型となれば機体が重くなり、操作のしにくさが出てくる場合があります。労力をできるだけ少なくしたいなら、操作性を上げる機能がついたものを選びましょう。

小型除雪機に向いている条件

小型除雪機に向いているのは、例えば以下のような条件のときです。

● 使用する面積が狭い
● 予算は少ないが導入したい
● 積雪量が少ない
● 単純な除雪機能のみで良い

雪が固くて自分の手で全て除雪するにはしんどい場合も、小型の除雪機は便利に使えるでしょう。

大型除雪機を運転するために必要な免許

大型除雪機は、私有地内で操作するぶんには免許は必要ありません。

一方で、公道で除雪作業を行う場合には免許が必要です。よくあるハンドガイド式(後方から人がハンドルを使い操作するタイプ)だと、小型特殊運転免許や普通自動車免許などの経験年数が1年以上求められます。

そのほかの業務用除雪車、たとえば乗用タイプの小型除雪車、除雪用のブルドーザーやショベルカー、除雪グレーダ、除雪トラックは大型免許などが必要となります。

大型除雪機の新車・中古価格の目安

大型の除雪機は、新車だと150万円から500万円程度を見込んでおくと良いでしょう。なお、中型だと70〜100万円程度、小型で10万円〜80万円程度はかかるとみるのが安心です。

中古の価格となると、小型のもので10〜50万円の幅で売られています。

大型除雪機を生産しているメーカーを紹介

大型除雪機を購入する際には、欲しい特徴に応じたメーカーのものを選びたいと思うのは当然です。
大型の除雪機を生産している主要なメーカーを紹介します。

ヤマハ

青い除雪機が目立つヤマハの除雪機は、60〜90センチの除雪幅でラインナップがあります。
主に小型から中型と言われる除雪機サイズで展開していますが、中型といえども90センチもの除雪幅と静音性、フリーターンなどの扱いやすさがあります。

ホンダ

除雪幅110センチを誇る大型除雪機を生産しています。高く積み上がった雪をパワフルに、かつ素早く除雪していきたい場合におすすめです。圧倒的な排気量による馬力は、広大な除雪を行う際に役立ちます。

和銅産業

除雪幅122.5センチもの広さで、効率的な除雪を可能にするのが和銅産業の大型除雪機です。

環境性能への配慮や、ハウス内の除雪に向いている短シュート対応などもあり、省エネに気を配っている場合やハウス栽培を行っている場合には適した除雪機が見つかるでしょう。

ヤンマー

除雪幅101センチから122.5センチまで、多くのラインナップを備えているのがヤンマーです。必要な馬力、除雪高に合わせて細かくニーズに応えてくれます。小型や中型のラインナップもありますが、大型の除雪機のラインナップが一際厚いのが特徴です。

投雪距離も25メートルほどまで伸びるため、広大な土地で除雪を行う際に心強い機能です。

大型除雪機の管理方法

除雪機は毎年冬に活躍する機械ですが、その管理方法を間違えると早く寿命を迎えることになりかねません。

メーカー指定の定期メンテナンスを行うだけでなく、使用ごとに破損や異常がないかの目視確認をすると安心です。雪の水分で機体が痛まないよう、塗装のはげや凹み、傷などには特に注意してみると良いでしょう。

エンジン部分は特に致命的な故障になりかねないため、エンジンオイルの交換や燃料の残量などはきちんとチェックしましょう。

また、長期保管時には外装の汚れの拭き取り、状態によっては再塗装、部品の定期交換やグリスアップなどを行い、シーズンが来たら速やかに使えるようにしておくのがおすすめです。

故障や不具合がある際も、シーズン直前に修理依頼を出すとなると混み合う場合も考えられるため、早めに対応しておくようにしましょう。

大型除雪機をお得に手に入れるなら、中古を検討しよう

大型の除雪機は、安くて10万円程度で購入できるものもある小型除雪機と比べると、5倍以上もの金額がかかります。

できるだけ費用をかけず、除雪機能を使いたい場合は、中古の除雪機を探してみると良いでしょう。

農機具専門で買取・販売を行っているあぐり家では、トラクターや小型ショベル、草刈機などの農機具をはじめ、除雪機も多く取り扱っています。

自分の環境に適した除雪機があるかどうか、まずはウェブサイトでチェックしてみてください。

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