【トラブルを防ぐ】除雪機の簡単なメンテナンス方法!寿命も紹介

除雪機
除雪機の爪

豪雪地帯で生活していると毎年必ず除雪機の出番がきます。しかし、いざ使おうと思ったときに除雪機に不具合があると、元も子もありません。とっさのときに使えてこそ、除雪機の意味があるというものです。

いざ使うときにトラブルなく使うために必要なメンテナンス方法やテクニックについて詳しく紹介します。

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除雪機でトラブルを予防するために知っておきたいこと

除雪機でメンテナンスは重要ですが、メンテナンスをしてさえいれば永遠に使い続けられるわけではありません。ほとんどの機械に寿命があるように、除雪機にもおおよその寿命があります。

寿命や耐用年数について知っておくと、買い替え時の参考になるでしょう。

除雪機の基本の保管場所と保管方法

シーズンオフの除雪機は、屋根付きの保管場所に入れておくと雨風や日光にさらされるのを防げます。その上でカバーをしてゴミやホコリから守りましょう。やむなく屋外で保管する場合は、最低限カバーをして雨風を防ぎ部品の劣化がないようにしておきたいところです。

どちらの場合でもエンジンキーは、大切な除雪機を盗難から守るためにも必ず抜き取ります。

保管前には除雪機の汚れを落とし、各部品にヒビや摩耗などがないか点検しましょう。タンク内のガソリンが少量の場合はサビの原因になるので抜き取り保管し、ホースやキャブレター内のガソリンは、抜き取り廃棄します。

サビを防ぐためにワイヤー、クラッチ、シューターなどにオイルをさしておきます。エンジンオイルやギヤオイルを交換する際は、シーズン前のタイミングで問題ありません。

除雪機の寿命は何年?

除雪機の寿命の目安は、機械の標準的な寿命と同じ10年です。もちろん定期的なメンテナンスをして大切に扱っている場合と、適切なメンテナンスを行ってない場合では実質の寿命は異なってくるでしょう。

長く使っているうちに不調は多くなってくるはずです。不調や故障が多くなってきたら、寿命と考えて買い替えを検討する時期にあるといえます。

除雪機でよくあるトラブルとは?

エンジンがかからない

エンジンがかからない主な原因はバッテリーです。エンジンを始動してもエンジンがかからない場合は、外気温が低くバッテリーが上がってしまっている可能性があります。リコイルスターターを引っ張ることでかかる場合があるので試してみましょう。

ほかに、キャブレタートラブル、燃料タンク内に結露、燃料コックが原因でかからない場合などがあります。

シューターが詰まった

シューターの詰まりは、エンジンを切った後に除去棒で取り除きます。頻繁にシューターが詰まるようならば、シューター内の塗装のはがれやサビが原因の場合があります。この場合は、塗装面の補修が必要です。

雪かきがうまくいかない

雪かきがうまくいかないのは、オーガ部分の摩耗や塗装面のサビが原因であると考えられます。オーガ部分の摩耗は、販売店・修理業者に依頼し、塗装のトラブルは補修しましょう。

クラッチワイヤーに原因がある場合は、調整します。

クローラが切れた

クローラは、自動車のタイヤ部分です。クローラが切れた場合は、除雪機をできるだけ安全な場所に移動してから販売店・修理業者に依頼しましょう。

安全ボルトが折れた

安全ボルトが折れたら、必ず新しいボルトに交換しましょう。

除雪機で点検するべきポイント6点とメンテナンス方法

それぞれのポイントごとに、除雪機で点検するべき箇所とメンテナンス方法を解説していきます。ただし自分で解決することが難しいと感じたら、無理をせず専門の修理業者に相談するようにしましょう。

バッテリー

バッテリー点検では、バッテリー液量の過不足がないかを確認します。

使用回数が少ないとバッテリーが上がりやすくなるので、シーズンオフでも年に数回充電しておきましょう。除雪機を使うタイミングでバッテリー充電をすると充電完了までに時間がかかり、その間に雪が積もってしまうなんてことになりがちです。

バッテリーが満充電状態かどうかを確認できるように、テスターがあると便利です。

シーズン中のトラブルを防ぐために、バッテリーを必ず点検しておきましょう。また、充電中にバッテリーが熱くなる場合は、寿命の可能性があるため交換します。

エンジンオイル

エンジンオイルは、2年に1回を目安に必ず交換します。除雪機は、冬場の寒い時期に使用するので結露を起こしやすく、エンジンオイル劣化が早いという特徴があります。可能ならば毎年交換しましょう。

結露すると、水分がエンジンオイルに混ざりエンジンの焼き付きを起こす原因になってしまいます。エンジンが故障すると交換しなくてはならなくなり、費用が高額になります。
故障による出費をなるべく抑えるためにも、エンジンオイルの点検・交換は忘れずにしておきます。

安全ボルト(ブロアシャーボルト)

安全ボルトは、オーガとシャフトの接続に使われています。オーガに石など硬い異物を巻き込んだ場合には、衝撃を吸収するため折れるようになっています。

安全ボルトは消耗品と捉え、シーズン前には予備安全ボルトを数本準備して、折れたらすぐに交換できるようにしておきます。使用前には、ボルトの緩みがないかも点検しておきましょう。

シューター・オーガ部

シューター・オーガ部分は、鉄製なので塗装がはがれるとサビてしまい、表面がざらついて雪が詰まったり、雪が飛ばせなくなったりします。サビは、放置するとそこから広がってしまいます。この場合は、塗装面の補修をしましょう。

塗装はがれは、サンドペーパーなどで表面のざらつきをなくしてから、再塗装をすると仕上がりがきれいになり、雪の付着を減らす効果もあります。

点検の際には、オーガ部だけではなく周辺に破損がないかも確認しておきましょう。

クローラの張り

クローラは、使用を重ねると伸びや劣化が起こります。伸びたまま使用していくと外れてしまう場合もあります。さらにヒビがあった場合は交換が必要です。
修理がすぐできない場合があるので、シーズン前には期間に余裕をもって点検しておきましょう。

ワイヤー

クラッチレバーを引いてもうまくオーガブレードやファンが回らずに雪かきができない場合があります。その場合はクラッチワイヤーの調整を行います。

クラッチワイヤー調整は、クラッチレバーの下部分か、ワイヤー中間部分で行います。一気に強く張ってしまうと、ベルトの消耗が早くなったり調整ができなくなったりしてしまうので、徐々に張っていきましょう。

各ワイヤー類は緩みがないか点検し、サビ付き防止のためにオイルをさしておきます。

除雪機の不調が続く場合はどうしたら?

必要な点検をしていても、不調が続く場合は修理依頼をします。何度も修理が必要になる場合は修理費用がかさんでしまうので、買い替えを行うのも一つの選択肢です。

大切に扱い、こまめに整備したつもりでも、自分でできるメンテナンスには限界があります。プロの目で定期的に整備してもらうと、見落としていた不調が見つけやすくなり、より除雪機が長持ちするでしょう。



除雪機を丁寧に扱って賢く買い替えよう

除雪機は定期的なメンテナンスが必要ですが、いつか必ず寿命がきます。目安とされる10年の寿命は、あまりにも短いと思われるかもしれませんが、まだ使用できる段階で買い替えることでトラブルなく使い続けることにつながります。

あぐり家は、除雪機の販売・買取を行っている農機具専門の売買業者です。もともと修理を専門にしてきたということもあり、除雪機の買い替えの際や機械トラブルの際にも信頼できます。

壊れてしまった除雪機やその他農機具なども買取が可能です。買取した農機具は、しっかりとメンテナンス・修理を行った上で、まだまだ使えるものを販売しています。

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